血圧を下げる「ふくらはぎ」揉み

下半身を巡った血液は静脈を通って心臓に戻りますが、重力に逆らって血液を上に押しだすため、なかなか戻る勢いをつけることが難しくなります。こうなると血液の循環が悪くなり、心臓に負担がかかります。これも高血圧の原因になるのです。

下半身の血液を効率良く心臓に戻す手助けをするのが「ふくらはぎ」なのです。「ふくらはぎ」の筋肉の近辺に静脈が通っているので、「ふくらはぎ」の筋肉を揉むようにしてあげると、足に溜まった血液を心臓に送り届けることができるのです。日常的によく歩く人は「ふくらはぎ」の筋肉を使っているので、筋肉が疲労している場合があります。疲労している筋肉をほぐしてあげると筋肉の血流が改善されるので、また活発に血液を心臓に送り届ける力が復活するのです。

特に滞りがちな下半身の血液をしっかりと循環させることで、高血圧や動脈硬化や心筋梗塞などを改善させることにつながります。「ふくらはぎ」の筋肉を揉みほぐすことは、予想以上に高血圧の症状を改善してくれるのですが、すぐに効果が表れるわけではなく、毎日続けることによって徐々に効果が表れてくるのです。毎日の運動を欠かさずに実行し、同時に「ふくらはぎ」のマッサージを続けることで、降圧剤なしでも血圧が正常になっていくのです。まったく無料でできる改善法なので、試してみる価値は十分にあると思います。